コンピュータサービス技能評価試験
(ワープロ部門・表計算部門)

 

教育訓練施設や事業所において、コンピュータを活用した各種のサービスを行う人々の能力を評価する試験です。パソコンやワープロ操作に関する能力や技能が一定の水準に達しているかどうかの評価を行い、合格者には部門ごとに技士の称号が与えられます。

 

■主  催  中央職業能力開発協会・都道府県職業能力開発協会

■受験資格  受験資格に制限はないので、どなたでも受験することができます。 

 試験概要

コンピュータサービス技能評価試験
(ワープロ部門・表計算部門)

部門名 詳細 試験
時間
ワープロ部門 1級 実技 課題1では、レイアウト図に基づき、表作成、オブジェクトの活用、編集機能の活用により、入力文字数1,100文字程度の文書を作成する。課題2では与えられたデータをもとに、各種機能を用いて編集・校正を行い、複数枚に渡る文書を完成させる。課題3は課題1と課題2で作成した文書を1つの文書ファイルにする。 60分
筆記 漢字、ビジネス文書の知識、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークと情報活用等に関する知識を問う。 20分
2級 実技 課題1では、500字程度の入力を行う。課題2では複雑な表作成、文字・段落書式の設定による文書作成を行う。課題3では与えられたデータをもとに、編集・校正を行う。 60分
3級 実技 課題1では、350字程度の入力を行う。課題2では表作成、文字・段落書式の設定による文書の作成を行う。課題3では与えられた文書データをもとに、編集・校正を行う。 50分
表計算
部門
1級 実技 課題1では、与えられたテーマの想定要件をもとに、各種フォーム機能・関数・マクロを用いて、検索フォームを完成させる。課題2では、与えられたテーマをもとに、データの集計を行う。 90分
筆記 表計算ソフトの機能、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークと情報活用等に関する知識を問う。 20分
2級 実技 課題1では、セルへの書式設定・関数式のエラー処理等の編集・装飾を行い、表を完成させる。課題2では、セル範囲への名前定義、関数式の設定により、表を完成させる。課題3では、与えられたデータをもとに、必要なデータの集計・抽出によるデータ処理を行う。課題4では高度なグラフを作成する。 60分
3級 実技 課題1では、データ入力、簡易な関数・計算式、罫線の設定により表を作成する。課題2では、行・列・セルの削除、セルへの書式設定、並べ替え等による表の編集を行う。課題3では、簡易なグラフを作成する。 45分